作成日: 10/05/11
修正日: 10/07/29
「暫定」としての基準
必要があれば見直さなくてはならない
確かに、未だに「暫定」であるのは不可解だわ。
チェルノブイリ事故は遠い過去のことなので、もう意味のない基準なのかしら。
未だに、この基準を超えてしまうのもあるから、過去の基準という訳ではないみたい。
メガポートイニシアチブのように検出感度をあげる取り組みがなされると、
過去のフォールアウト由来の汚染の検出が、まだ、当面続くかもしれない。
国として、暫定ではない基準を設けていないのかしら。
飲食物摂取制限に関する指標を設けている。
なるほど、一般的な基準はあるのね。
チェルノブイリ事故対応の暫定限度は見直さないと安全が損なわれたり、日常生活に不便をもたらすのかしら。
加藤先生は「“昔決めたこと”には“賞味期限がある筈”だから、有効性や信頼度を時々チェックする仕組みが必要だ」と考えておられるようだ。
一般論としては、その通りだけど、その仕組みはこのNPOなどが担えばよいのではないかしら。
それで、この暫定基準を見直した方がよいのであれば、それを提案するとよいと思う。
もしもの事故などの場合には、このような基準は色々なことを考慮して決める必要があるので、リテラシーを高めておく必要もあると思う。
注釈 : 平成24年4月1日により輸入食品も含めて食品中の放射性物質に係る基準値が適用されている。
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